アルクとNTTLSによる高品質オンライン英会話教室、バーチャル英会話教室さんに突撃インタビューしてきました(前編)

アルクによる講師・学習教材の提供、NTTLSによる回線の質の良さを考えると、日本で信頼性と安心感は右に出るものはいないと感じるバーチャル英会話教室さんにインタビューして来ました。

私自身感じている、アルクとNTTLSによるタッグを活かしたバーチャル英会話教室の良さをじっくり聞くことができて良い体験になりました。

バーチャル英会話教室

お忙しい中、貴重な機会を作っていただいたバーチャル英会話教室さんに感謝いたします。

今回のインタビューはバーチャル英会話教室のシステムや全般的なことはNTTラーニングシステムズの青木さん、増井さんに、またスクール内の教材や講師関連についてはアルクの泉さんに答えて頂きました。

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左が増井さん、右が青木さん。手に持っているのはイード・アワード2012の最優秀賞の盾です!

今回インタビューで感じ取れたのは、バーチャル英会話教室は「初心者に使いやすくとてもいいけど、上級者にとっては物足りないのでは?」「アルクの名があるけどどうせ名前だけなんでしょ?」といった漠然とした感覚が私にはありましたが、一掃された感じがしています。

また多くの日本人に英語をもっと楽しんで利用してもらって、英語力を伸ばして貰いたいと感じている熱意が感じ取られました。その辺りが顧客満足度で最優秀賞を取れる部分なのかもしれません。

漠然としたイメージでバーチャル英会話教室を試したことがないという方に、その良さをしっかり伝えられるインタビュー記事になればと思います。

インタビューはいつものように前後半に分けてお届けします!
前半部では主にバーチャル英会話教室の特徴について、後半部では実際の利用での受講のコツ、会員様の声などを中心に聞いています。


Q.まずはバーチャル英会話教室の特徴について軽く教えて下さい。

venglish2バーチャル英会話教室の特徴は大きく4つあります。1つ目は講師です。アルクさんが提供する英会話レッスンのトレーニングを積んだネイティブまたはバイリンガルの講師が実際の指導にあたっています。

2つ目は教材です。英語が必要となる場面を厳選して、アルクさん監修のもとオンライン英会話用にアレンジをしたものです。「発音」だけの練習ではなくロールプレイングに重点を置き、より英会話に慣れ親しんで頂けるような教材になっている点です。

3つ目がアバターでの受講です。アバター(顔イラスト)を利用することで身だしなみを気にせずに受講できる気軽さですね。

4つ目はiKnow!との連携です。英会話レッスンは1日の中のある時間帯で受講することになりますが、それ以外にスキマ時間にも英語を学べる環境を用意しています。そこで英単語を覚えて、実際の英会話レッスンの中で使っていただければと考えております。

以上が代表的な4つの特徴ですが、もうひとつフリートークルームというのも他のオンライン英会話スクールにはない特徴だと思います。例えば通学型のスクールですと待合室などで会員様同士で交流できるような場所などがあるかと思いますが、バーチャル英会話教室でもそういった交流の場を用意しています。

フリートークルームでは、会員の皆様が英語で会話できる交流の場と、日本語で英語の学習方法を共有しあうような場を用意しています。英語を使って交流できる場では講師が時々立ち寄り、フォローすることもあります。

皆さん、うまく活用されています。

バーチャル英会話教室
他のオンライン英会話スクールと違い、会員になれば英語学習に必要な多くの機能が使えるようになります。


Q.教材はアルクさん監修のもと英会話用に特別にアレンジしたものとのことですが、その特徴と良さを教えて頂けますか?

アルクさんの協力により実現できていることの一つに目的やレベルに合わせた教材が豊富に用意できることが挙げられます。やはりアルクさんといえば英語学習教材でNo.1だと思います。アルクさんに協力いただくことで、量も質も安心して自信をもったものが提供できていると感じています。

月額7,980円という料金をいただくからこそ、それに見合った教材を提供する。それを考えた時にアルクさんに協力していただいていることは大きいです。

(アルク様より)今から3年ほど前にNTTラーニングシステムズさんと組まさせていただいた時、弊社スピーキング系人気通信講座の「英会話コエダス」をベースに開発を進めました。その後、お客さまのニーズなどを捉えて、よりオンライン英会話に沿った形で活用できる教材へと進化を続けています。変化している部分として特に有効にレッスン時間を使えるような教材作りを意識しています。


Q.使用環境がスカイプではなくMeetingPlazaというWeb会議システムですが、よく使われるスカイプなどとの違い、メリットなどを教えて頂けますか?

venglish4ここはNTTグループとしての技術力の出しどころと言いますか、NTTグループがバーチャル英会話教室として、オンライン英会話スクールを提供している意義の部分です。

もともとはNTT研究所の独自技術で、例えばエコーとか、ハウリングとかそういったノイズを抑える技術が高いものを採用しています。その為、特に音声の品質にはかなりのこだわりがあります。さらにパワーポイントなどを活用して臨場感のあるレッスンの提供が実現できています。

音声重視の部分では英会話スクールは会話が命ですので、音声と画像で通信の帯域が足りない場合は音声を優先して流すといったような形を取っています。講師はウェブカメラを通して顔を映しだしてレッスンを進めますが、会員様の通信帯域が足りなくなった場合でも、画像の通信は抑えて音声の品質に支障がないように作られています。

顧客満足度の高さにもありますように、通信環境のクオリティの面でいいものを提供できるように努力しています。

バーチャル英会話教室

通信の品質は、是非7日間の無料体験で確認いただければと思います。


Q.早朝時間帯のレッスンを開始したり、レッスン数を拡大するなど使いやすさを向上していると思います。その使いやすさの面で、レッスンは事前予約不要ですが、レッスン数と受講者の数はいつも程よい状態でしょうか?時間割の数の対応状況を教えて下さい。

まず朝の時間のレッスン提供に関してですけども、私は朝は強くない方なんですが(笑)、「5時という時間にレッスンを提供してレッスンを受ける人がいるのか?」と個人的には実はかなり不安な形でスタートしました。ところが蓋を空けてみると朝の時間は好評で、私達も驚いております。

もともとお客様の要望で、朝の時間にレッスンをしたいというものがあったのは確かなのですが、実際やってみないと、そのニーズの実態を把握するのは難しいと思います。そのため、常に会員様のご要望と受講状況に応じたレッスン数の設計を行っています。

今は夜の時間帯にも工夫しているところがありまして、今まで0分開始刻みでレッスンを提供していましたが、30分刻み(例えば21:30スタートなど)の教室も開講することによって、今までだと例えば22時の教室に入れなかった場合に次の時間まで1時間待たなければいけなかったところが、30分待てば受講が可能になったという利便性も上がっています。

会員様の数とレベルに合わせて、レッスン数は随時見直しを行っています。レッスンの増設状況はサイトの「お知らせ」コーナーを通じて、すぐに会員様に分かるようにしています。

Q.逆に穴場の時間帯などとかはありますでしょうか?

・・・そうですね。やはり随時調整を行なっているので一時的にそういった穴場時間帯なども出来る時はあるかもしれませんが、基本的にはバランスがとれた状態になっているので穴場時間帯というのはないと思います。

裏話的ですが、たまに週末のお天気の状況で混雑状況が変わったりというのは感覚的に感じる程度ですね(笑)


Q.バーチャル英会話教室のレッスンはグループレッスンになると思いますが、スカイプマンツーマン英会話レッスンとの違い、さらにその良さというのがあれば教えて下さい。

venglish5グループレッスンとマンツーマンレッスンは、それぞれに良さがあってグループレッスンだから優れていると言えるものではないと思っています。

グループレッスンの良さに焦点を当ててみると、やはり「会話を楽しみたい」という場合にはいいのではないでしょうか?例えば日本語でのコミュニケーションでも1対1で会話するよりもグループで会話している方が楽しい場面というのがあると思います。そういった楽しさを求めるならグループレッスンのほうが適していると思います。

また、他の方がいたほうが相対的に話せるようになったという感覚が得られることだと思います。自分の成長を感じ取りやすいのではないかと思っています。

マンツーマンの良さですが、やはり英語が苦手なのでみんなの前で英語をいきなり話しづらいという方はマンツーマンレッスンの方が取り組みやすいと思います。

さらには、直近で英語をここまで伸ばしたいという明確な目標があった場合は、マンツーマンレッスンできめ細やかな指導を受けていただいたほうがいいのではないかと思います。

バーチャル英会話教室ではマンツーマンレッスンの提供も行なっています。会員様の要望もあり開始しましたが、先に挙げたそれぞれのメリットを考えて選択されるといいかなと思います。併用して利用している会員様もいますね。


Q.次に講師についてお聞きします。講師の採用方法、トレーニングについて詳しく教えて頂けますか?

(アルク様より)講師に関してはアルクが担当しておりますので、アルクより回答させていただきます。

まず、採用に関してです。講師はバイリンガルとネイティブを採用しています。具体的には、日本の他、英語ネイティブ圏(主に米国、英国、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドなど)の人材をメインに募集しています。

※TOEICで使用される英語をスタンダードな英語として、上記5カ国をメインに採用しています。

採用手順としては、「応募→書類審査→インタビュー」と言った流れになっています。

採用基準としては、指導経験、知識、ティーチングスキル、発音アクセント、性格などから、講師としての資質を厳しく見極めています。また、英語指導資格(TEFL、TESOL等)、学歴(大学卒業以上)、教育学専攻など、総合的な視点から審査しています。

実は重要なのが、その方の雰囲気。通学制スクールと違って、体全体を使って伝えることができないので、安心感や話しやすさが画面からにじみ出ていることも重要視しています。また、会員様がパソコン操作などテクニカル的な問題が生じた時に対応できるかといったITリテラシーも見ています。

英語資格といった目に見える基準も判断材料のひとつですが、雰囲気や授業運びの素質など総合的に判断して採用しますので、必ず何が必要といった形での採用ではありません。

次にトレーニングに関してです。アルク独自の講師マニュアルに基づいて、トレーニングを数回実施しております。トレーニング時間は講師の経験や資質、習得度などに応じて異なります。

その後、本採用となり、レッスン開始をした後も、アルクの講師インストラクタースタッフによるレッスンオブザーブ等を通して、定期的にフィードバック指導を繰り返し、レッスンの品質管理を継続しています。

フィードバックはかなり細かい項目について実施しています。ティーチングスキルやレッスン内容はさることながら、「会員様に均等に声を掛けているか」という項目も重視しています。グループレッスンでは各会員様の英語力や性格、レッスン受講経験等によって、発話の機会に差が出ることを心配される方も多くいらっしゃいます。そこで、講師が会員様それぞれの状況を見極め、均等に発話の機会を提供できるよう、レッスンマネジメント力の向上にも力を入れています。

さらに、「カメラアングルはOKか」「ドレスコードはOKか」「部屋の明るさは適切か」など、会員様の声に具体的にあがりにくい項目もきちんとフィードバックすることで、講師の質の向上に役立てています。

講師に対する会員様の満足度は、常に90%以上をキープしています。とはいえ、さらにご満足いただけるよう、講師に対する要望や不満等のコメントにもよく耳を傾け、該当講師へ個別にフィードバックをし、満足度の維持・向上に努めています。


前編では、バーチャル英会話教室さんのサービスの特徴などについて主に質問しました。

質問の回答もNTTLSからアルクからとあるように、それぞれの得意分野で自信を持ってサービスを提供している部分が伺えるかと思います。

バーチャル英会話教室

インパクトを感じたのは、月額7,980円というお金を頂くのだからそれに見合ったサービスの質、ブランド力を汚さない使命感があるなと思いました。

無料体験などで、その辺りを確認して頂けると良いかなと感じます。

後編では具体的なレッスンを受ける上での、疑問点やサービス利用のコツに焦点を当てて聞いてみました。後半戦も参考になれば、幸いです。

 

>>アルクとNTTLSによる高品質オンライン英会話教室、バーチャル英会話教室さんに突撃インタビューしてきました(後編)

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